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2000.11.24

 学 校 か ら 化 学 物 質 を 減 ら し て
−母親11人が文部省に改善を要望−

 「子どもの健康と環境を守る会」(北海道江別市) の黒島恵さん(代表)ら母親11人が11月14日(火)症状の出ている幼児から大学生130人のデータを文部省に提出した。
 学校の教室の建材に含まれる有機化合物などの影響で、児童、生徒などがアレルギー症状や頭痛に苦しんでいる、学校から化学物質を減らして」と改善を要望した。データは患者団体や医師の協力を得て集めた。
 データの130人の症状の原因は清掃で使う「ワックス」と校庭の樹木などに使う「農薬や殺虫剤」が各11%と最も多く、「校舎の工事」「せっけん・洗剤」「文具・教材」「プールで使う塩素」「ペンキ」、教職員等の「化粧・たばこ」などがあり、これらに使われる化学物質の深刻な影響を示している。
 症状としては、アトピー性皮膚炎など、もともと持っていたアレルギー症状の悪化が最も多く、頭痛や吐き気、ぜんそくも目立った。登校不可能な状態の子も少なくとも7人いるなどとしている。
 要請した黒島さんは「文部省は『使用するワックスの変更など一部は地元の教育委員会で対応できる』と答えたが、もっと指導力を発揮してほしい」と話した。
 建材が発散するホルムアルデヒドなどが健康被害を引き起こす「シックハウス症候群」については、学校現場でも問題化しており、文部省は9月から教室の空気汚染の実態調査を始めている。
 扇産業は「シックハウス症候群」に一早く着目し、ノンホルマリン環境合板の開発、天然無公害塗料の販売などを通じ化学物質の恐ろしさを訴えてきましたが、官公庁(行政)の腰はまだまだ重いと言える。
当社ホームページ《暮らしに潜む化学物質過敏症の原因となる主な物質》 をご参照ください。


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