平成23年1月〜6月分 『今月の言葉』

今月の言葉・平成23年1月

         あなたに辞められたら会社は困ります。
         しかし、変わらないあなたに居続けられたら
         会社はもっと困ります。
  これは大阪府堺市にある太陽パーツ(株)の社内掲示板に貼ってある城岡陽志社長
のオリジナルメッセージです。太陽パーツは医療器具の部品やキッチン周りの住設機器
などを製造・販売している売上高42億円の会社です。太陽パーツが製造しているキッチン
上の昇降棚「スムースダウン」はシェア7割を誇る大ヒットとして有名です。
  太陽パーツはまた、大きな失敗をした社員を表彰する「大失敗賞」でも話題を集め、
そのチャレンジ精神は雑誌やテレビにも度々紹介されています。「失敗とは新しいことに
挑戦した証拠。誰かが失敗すれば、他の人間が同じ過ちを繰り返さないですむ、つまり
失敗をすることは会社に何かしらのノウハウを残した ということ。だから『失敗した人は
エライ!』というわけです」と社長は説明しています。
  社長自身もこの大失敗賞を受賞しており、また大失敗賞創設以来20年間の受賞者
全員がその後功績を挙げて社長賞を獲得するなど、この賞の効果は大きいということ
です。
  失敗もしない、成功もしない、何もしない、昨日と同じで変わらない社員は要らないと
いうことです。
新しい年も失敗を恐れず目標に向かって挑戦し、一歩一歩前進しましょう。

今月の言葉・平成23年2月

      人財=自分で考えて成果が出せる人・いないと困る人
      人材=言われたこと以上できる人・いたほうがいい人
      人在=言われたことだけはできる人・いてもいなくてもいい人
      人罪=言われたこともできない人・いては困る人
  企業は人なりとよく言いますが、いい会社とは優秀な経営者+優秀な社員=人財が多く
働いている会社ではないでしょうか? 人財はいつも志気が高く、希望を持ち、明るく意欲的
に働くという特性を持っています。
  これとは逆に最悪な人罪とは仕事はできないが、いい訳や不平不満だけは人一倍言う、
会社に いては困る社員です。こういう人罪社員が一人でもいると、腐ったミカンが箱の中に
1個でもあると、その周りのミカンまで伝染して腐ってしまうように、マイナス効果しかありま
せん。腐ったミカンは即刻取り除くことが大事です。
  一緒に働く社員がすべて人財となり、同じ目標に向かって結束して働いてこそ、初めて
いい成果が出せます。さて、あなたはどのジンザイですか?

今月の言葉・平成23年3月

    会社のために働くな。自分が犠牲になるつもりで勤めたり、
    ものを作ったりする人間がいるはずがない、だから会社のため
    などとカッコいいことは言わずに、自分のために働け。
  これは本田技研工業、世界のHONDAの創業者本田宗一郎さんの言葉です。
  働くということは当然社会に必要とされ、社会のためになることです。そうでないと
事業として継続できず、成りたっていきません。しかし、働くことはまず自分の生計を
維持し、自分の能力を高め、人生を有意義なものにするために個人にとって必要な
行為です。自分のために働くことが、結果としてすべてにつながっていきます。また
会社は社員一人一人の集合体です。社員一人一人がそれぞれの能力を活かし、
自分のために働くことがすべての原点です。

今月の言葉・平成23年4月

自分の考えに気をつけよう。それは言葉になる。
自分の言葉に気をつけよう。それは行動になる。
自分の行動に気をつけよう。それは習慣になる。
自分の習慣に気をつけよう。それは人格になる。
自分の人格に気をつけよう。それは運命になる。

  これはアメリカの実業家フランク・アウトローなる人物の言葉とされていますが、この人物は
実在しないと言われています。2003年くらいまでに編集された有名人の言葉を集めた本には
収録されていないので、それ以降のものと思われます。
  この言葉を書いたのは、自分だと名乗りを上げた人は数人いますが、その真偽のほどは定か
ではありません。しかし、誰もが思わずうなずいてしまうような深い意味を持ついい言葉です。
  この五行の言葉は最近になって、特にインターネットの中で話題になり、広く知られてきました。
自分の日頃の言動に注意して、何事にも明るく前向きに取り組むことが運命を幸せに導く唯一の
方法かもしれません。東日本大震災の被害を1日も早く克服するためにも、今こそ日本人のすべて
の力を結集して一生懸命働き、前進しましょう。

今月の言葉・平成23年5月

偶然はない、人生で起こるすべてのことには肯定的な理由がある
  これはエリザベス・キューブラー・ロスの言葉です。キューブラー・ロスは1926年スイスの
チューリッヒに三つ子姉妹の長女として生まれました(2004年没)。苦学の末31歳でチュー
リッヒ大学医学部を卒業し、32歳でアメリカに渡りコロラド大学で精神科医の単位を取得し、
死と死ぬことについての画期的な本「死ぬ瞬間」を著したことで有名です。
  人はとかく物事がうまくいかないと「運が悪かった」「時期が悪かった」等のいい訳をして、
逆に他人の成功やうまくいったことには「運がいい」と言って素直に認めようとしないもの
です。成功のなかには幸運による成功もあるでしょうが、常日頃のたゆまぬ努力がなければ
その幸運も活かせません。
  営業にも偶然はなく、「運がいい」も「運が悪かった」もありません。よくても悪くてもその
業績には、必ずそれなりの理由・原因があります。今のように厳しいときこそ実力の差が
はっきり結果に出ます。みんなの努力でいい結果を出しましょう!

今月の言葉・平成23年6月

基本に忠実・積極的な考え・心のこもった行動
  これはアサヒビール元会長の瀬戸雄三さんが社長就任時から、3つの憲法として社員に
説き続けた言葉 です。アサヒビールの年間シェアを45年ぶりに日本一にした実績はこの
憲法が基になって成就したものです。この言葉や経営のさまざまな努力、苦労話については
日本経済新聞の「私の履歴書」で平成23年5月に 30回に渡り連載されました。
  会社の経営のみならず、すべてのことに当てはまるこの3つの憲法には、これ以上なにも
付け加える言葉も解説も要らないすばらしい言葉だと思います。
 毎日の営業やお客様、取引先とのすべての関係において、この3つの憲法を忠実に守って
こそいい業績が生み出され、自ずと利益も出ると思います。毎日の忙しさでとかく忘れがちな
会社の経営理念、経営計画や一番大事な顧客満足等を再確認し、この3つの憲法を守り
働きましょう。