今月の言葉 平成17年7月〜12月

今月の言葉・平成17年7月

人生とは未知の自分に挑戦することだ

 この言葉は93歳の現役最高齢の医師で聖路加国際病院理事長ほか、多くの役職を兼務している日野原重明先生が新著で書き下ろした自伝である「私が人生で学んだこと」のなかで私たちに贈っているメッセージです。
 今も毎日医師として臨床に携わっているだけでなく、多くの講演をこなし、海外視察を行い、重要な会議で激論を交わし、また著書は「生き方上手」「死をどう生きたか」など実に300冊に達するという、まさに超人的な存在です。
 また58歳の時には「よど号ハイジャック事件」に遭遇するなど波乱万丈の93年の人生で得たエッセンスを新著でメッセージとして著しています。
 知力は無理としても、せめて体力、気力は日野原先生に負けないよう未知の自分に挑戦したいものです。
 日野原先生は私たちの郷土山口県生まれです。因みに、あの薬害エイズの帝京大学副学長の故阿部英氏(本年5月25日88歳で死亡)もやはり山口県出身でした。

今月の言葉・平成17年8月

一日生きることは一歩進むことでありたい

 これは昭和24年日本人で始めてノーベル賞を受賞した理論物理学者の湯川秀樹さんの言葉です。
 中間子理論の功績によるノーベル物理学賞受賞という、このニュースは敗戦下の自信を失っていた日本人に大きな力を与えた出来事でした。
 湯川さんは革新的かつ野心的理論を提唱し続け、最後まで第一線級の物理学者であり続けただけでなく、反核運動、平和運動にも積極的に携わったことでも有名な偉大な学者です。  
 一日一日を大切に生きて、一歩一歩進むことが大きな成果になることを改めて認識しなければなりません。
 扇産業の第37期も7月で無事終了しました。正式な決算の結果はまだ先になりますが、当社のような小規模・零細企業にとって、依然として厳しい景況下において、黒字決算を続けていけることは、お客様はもとより、仕入先、そして全従業員のお蔭と深く感謝しています。
 また新しい一年を、一日一日を大切にして、地道に一歩一歩前進していきたいと思います。

今月の言葉・平成17年9月

プロ意識・コスト意識・安全意識を持て!

 これは8月6日に行った新年度第1回全社営業会議で全社員に発表した今期のスローガンです。
プロとしてお客様に満足していただける完璧な仕事をする。
すべての取引先と共存共栄をするため相互利益を常に考える。
あらゆるミス・事故を防止し安全に確実に業務を遂行する。
 第37期も社員各位の協働により無事に終了しました。そして、新たに第38期がスタートしました。また、前期と同様厳しい1年になると思いますが、社会に必要とされる企業であり続けるために、この言葉を忘れずに肝に銘じて、毎日の業務に励んでください。ファインプレイより、エラーのないチームプレイで、この新しい一年も、一日一日を大切にして、一歩一歩着実に前進していきましょう。

今月の言葉・平成17年10月

調子に乗ってはいけません
              おび
私はいい時には、いつも怯えています

 これはアメリカの投資家ジム・ロジャーズ氏の言葉です。
1973年に「クォンタム・ファンド」を共同で設立し、わずか10年で驚異の4200%のリターンを上げ「伝説の男」として名を上げた人物です。
 世界116カ国を自らバイクや自動車で旅することで、各国の長期的な経済成長を読み、自らの投資に活かす「冒険投資家」としても有名です。この訪問した国の数116カ国はギネス記録になっています。その冒険的な行動の裏には、こんな慎重と言うよりは、むしろ臆病なほどの心理が隠れていたのです。
 調子のいい時も、油断せず、慢心せず「勝って兜の緒を締めよ」そして、悪い時でもあきらめず、投げ出さず、コツコツと努力することが、やはり一番の成功の秘訣です。

今月の言葉・平成17年11月

    そろばん
論語と算盤は一致しなければならない

 わが国資本主義の父といわれる明治の大実業家・渋沢栄一の言葉です。
 渋沢栄一は孔子の教え「論語」を生涯の行動規範とし、清廉潔白な経済人としての姿勢を貫き、人々の尊敬を集めました。
 「論語」の精神を重んじ、「道徳経済合一説」を唱え、各種産業の育成と多くの近代企業の確立に努め、第一国立銀行創立をはじめ設立に関わった企業は500余に及びました。
 また、600以上の社会公共事業に関わるとともに、昭和6年(1931年)に亡くなるまで国際親善にも貢献しました。
 渋沢栄一はいたずらに私利私欲のみに走るのではなく、公利公益も考え、他人の幸せにも尽力するのが商人の本分であると説き、実業界の正しい発展を図り、自ら率先して手本を示したのです。
 私たちのレベルではとても、そんな力もなく足元にも及びませんが、この偉人の精神を見習い、少しでも近づけるよう毎日働いていきたいと思います。

今月の言葉・平成17年12月

まず仕事をすること、そして報酬を求めなさい、
ただし、この順序は守ること!
 この言葉は1950年から60年代ハリウッド映画の全盛時代に一世を風靡したトップスターで「めぐり逢い」「泥棒成金」「シャレード」「北北西に進路を取れ」などの作品で日本でも人気の高いアメリカの俳優ケリー・グラントの言葉です。
 いい仕事をしないで、先に高い報酬や厚遇だけを求めるのは、ただの欲というものです。
 プロ野球の世界でも打者なら、打率3割以上の成績をあげて初めて数億円という高額な年俸で契約されるのです。 
 ビジネスの世界においても同様です。責任とプロ意識を持ちお客様に喜ばれ、信用され、そして、いい結果を出すことが報酬につながっていきます。
 この順序はきちんと守って働きましょう